亀の子束子
こんばんは
掃除が結構好きである、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
洗車も好きだし、掃除機も好き、整理整頓も好き。
それでいて、道具から揃えたいタイプなので、今回はこれを買いました
ドーナツに見えますが、”たわし”です。
先日息子の上靴を洗った際に、家のたわしがボロボロだったので、極上のたわしを買ってやろうと思ってこちらを購入しました。
「白いたわし」
1,000円くらいしました。
もちろん、たわし業界のドン「亀の子束子」ブランドです。
こういうシンプルな商品の業界って、元々のドンがいて、それを真似して今っぽくてちょっとドンよりもお値打ちなものを展開し始める2番手がいたりする。だいたいこのパターンが多い。
でも、このたわし業界は、ドンである亀の子束子がガンガン攻めてる。
おそらくNo.2みたいな企業もあると思うけど、真似をされる前にどんどん新しいものを仕掛けている感じ。
このドーナツみたいなデザインのタワシも、まず色にこだわり、この色の原料は乾きにくいから従来型のカメ型ではなく、穴を開けたドーナツ型にしたという。
ドーナツ型のタワシって、、、、
しかも白っぽいし、、、、
初めて見た。
ドンなのに攻める。
普通、ドンになれば、ほどほどやりながらほどほどの結果に満足する。
だいたいこれが世の常。
キッチン周りや、洗濯関係も昔とは全然環境が違うし、ライフスタイル自体が違う。
だから、昔と同じでいいわけないけど、ドンだから、、、、
どんのプライドとかそいういう昔くさいものが邪魔をして、本来はなかなか変えられないというもの。
それがドンたる所以でもある。
でも、亀の子束子は違う。
どんどんガンガン攻めてる。
めちゃくちゃカッコいい。
僕は、こんなドンになりたい。
まぁ、どんになりたいというか、変化に順応に対応できる人になりたい。
会社もそう。
柔軟に考えて、時代のニーズに逆らわないこと。
もちろんこだわりは捨ててはいけない。
品質にこだわるとか、サービスにこだわるとか、そういうのは大切。
でも、アウトプットする商品とか、サービスとかそういうものはどんどん変化させなきゃ。
このたわしのように。
100年以上も前から続く会社。
今の社長は元ギタリストらしい。
もうこの時点で面白いし、亀の子束子が気になって気になってしょうがない。
東京の直営店に行きたいもん。
僕らの成功の秘訣は、お客様のライフスタイルをしっかりと掴むこと。
そしてお客様の声を聴くこと。
たわしはその声を聴くためのツール。
洗剤が欲しいとか、スポンジも欲しいとか、たわしでもサイズが小さいのが欲しいとか、色もこげ茶のは嫌だからもっと可愛いのが欲しいとか、とにかくお客様の声に耳を傾ける。
その声に柔軟に対応すれば、それこそがマーケティング。
こんなのだって売ってますから♪
サイコーです。亀の子束子。
ということで、柔軟こそ最強だということ。
頭を柔らかくして物事と向き合っていきたいと思います。
では!!