600円のシュークリーム

こんばんは

本日600円のシュークリームをいただきました、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。

600円のシュークリーム。

高いですか?安いですか?普通ですか?

僕は”高いなー”と思っていただきました。

食べたら”普通に美味しい”わけです。

しかしながら、いつもいただくシュークリームは150円から高くても350円くらいだったから、600円のシュークリームにかける期待たるや、、、、

しかしながらその高まる期待をよそに”普通に美味しい”わけです。

そう、リピートすることはないでしょう。

”普通”なので。味は。

価格は”特別”ですから、、、

美味しいのにね。

リピートしてくれないなんて、、、、

価格と価値のバランスってとても大事。

ただ高くすれば良いというものではない。

その商品が高い理由が必要。

それは、圧倒的に美味しいか、はたまた作る工程がものすごく特徴的でこだわりが凄いとか、デザインが繊細ですごいとか、オシャレですごいとか、、、

そう、すごく無いとダメなんです、、、

高い価格にしないなら。

普通なものは普通な価格でしか売れません。

それを高く価格を設定して無理矢理にでも販売すれば、「ボッタクリだ!!」と言われ、2度ときてくれないどころか「あの店は、、、、」と悪い噂が広まる、、、、

個性やこだわりがあるものは”価値”があると言われ、みんなと同じ、個性がないものは”価値”がないと評価される。

これはモノだけに当てはまらず、僕ら美容室やサービス業でも同じ。

価値がある人が評価される世界。

ここで言う評価とはお客様からの支持のことを指します。

では、どうしたら支持されるのか?

それは、お客様から好きになっていただくこと。受け入れていただくこと。リスペクトしていただくこと。

だからこそ、人間力を日々磨くこと、挨拶や礼儀や当たり前のことを当たり前以上にやること、もちろん技術力も高いレベルで磨き続けること。

これらはバランスが大事。

技術だけ高くても、人間力が無いとか、挨拶ができないとかじゃ、いつまで経ってもお客様からは支持されない。

価格を安く設定すれば別ですが、さっきのシュークリームのように、もう2度と行かないとなってしまう、、、

美容室においての教育は、技術と人間力(接客)と言われる。

個性がなければ今の時代は支持されない。昔と違い、選択肢がたくさんある時代だから。

価値を高めて選ばれるよりも、
価値を高められず、価格を下げてなんとか価値を担保するという、そんな経営判断をせざるを得ない。

この判断の先には、給与や待遇をポジティブな方向に改善できるはずもなく、労務体質も悪い方向へと進んでいく、、、

そう、上手く経済も回りません、、、、

価格と価値のバランスを合わせる。

それも高いレベルに。

そのために僕らは提供する商品やサービスの質を高め続けられるように、教育に力を入れる。

これの繰り返し。

価値が低いのに、価格を高くしちゃボッタクリだし、価値が普通だから価格を安くしたら、スタッフさんはどんどん疲弊していく、、、やがて人が辞め、組織は崩壊していく、、、

シュークリームと言うカテゴリーで600円という価格での挑戦は天晴れですが、間違えたらなかなか厳しい判断を受けることになる。自信があるならその自信を購入者にわかりやすく表現して、”高い理由”を説明した方がいい。「こんなこだわりがあるから弊社の商品は高いんです」と言う感じで。

僕が創業からプロデュースしたネイルサロンは、近隣サロンの倍の価格で展開した。
倍の価格でも多くのお客様から支持いただけるブランドにまでなった。

そんなブランドになるように、今日綴ったように僕はとにかく教育に力を入れた。

そして人として好かれるスタッフであり続けられるように。

今後ますます難しい時代へと突入していく。

ただ普遍的なのは、価格と価値のバランスを間違えてはいけないと言うこと。

永続的な企業やお店であるために。

さて、明日の朝は神領駅で駅頭。

昼間も夜もなかなかな盛り上がりなスケジュール。

仕事の質を落とさないよう、頑張りまーーーーーーす!!

では!!

僕が最近買ったカメラ。

高い!!笑笑
でもそれに見合う価値がある。

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