中途半端からの脱却
こんばんは
甘いものが大好きな、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
ケーキ、大好きです。
今日もわざわざ名古屋までケーキだけを買いに行くほどの「愛」。
でも、そんな大好きなケーキについて凄く思う事があります。
「高くなったなぁ、、、」
と
調べてはないけれど、物価の高騰が大きな理由でしょうね。
でも、ケーキってお米のようにどうしても必要なものではないので、高くなれば諦める人も多いのではないかと思います。
そうなると、客数が減り、経営が上手く回らなくなるケーキ屋さんも増えてきてしまいます。
僕が好きなケーキが、、、、
そして更には、「コンビニスイーツ」なるものが近年台頭してきました。
街のケーキ屋さんよりもはるかに安い価格で、なかなかなクオリティで仕上がっている。
数人の有名パティシエが、「コンビニスイーツ」を食べて合格不合格を出す番組の翌日はコンビニスイーツがバカ売れするという社会現象まで起きるほどに、コンビニスイーツは盛り上がっている。
原価の高騰から値上げをせざるを得なくなった、、、
さらにコンビニとも戦わなくちゃいけない。
ケーキ屋さんを囲む環境は決して穏やかだとは言えません。
でも、そんな中でもガンガン業績を伸ばしているケーキ屋さんもある。
そんなケーキ屋さんの大きな特徴は、とにかくこだわりを全面に出して「ウリ」を明確にしている。
価格は安くはない。
高すぎることもないけど、コンビニ弁当は余裕で買えるくらいの価格。
それでもウリが明確なら売れる。支持される。
そういう感じ。
今の時代、「みんなに買って欲しい」として、曖昧なアプローチをするよりも
具体的に「こんな人に買って欲しい」とターゲットを明確にする必要が大いにあるように感じる。
要は、「差別化」。
コンビニスイーツでもウリを表現してくる時代なんだから、”ただ”のショートケーキでは勝てない、、、
価格を安くして、それをウリにするのも良しだけど、それは長くは続かない、、、限界が来る。
よって、いちごの産地にこだわるとか、クリームにこだわるとか、そんな商品のウリが必要。
そうじゃなきゃ勝てない、、、
今日買った「中津川の和栗を使ったモンブラン」
700円でした。
こだわりを感じたから700円払いました。
気合い入れて食べたけど、めちゃくちゃ美味しかったから700円は高いとは感じませんでした。
「価値が高い=価格も高い」
そういうものです。
「価値<価格」
こうなるとお客様はもう来てくれません、、、、
美容業界に置き換えると、商品の価値とは、もちろんカットやカラーなどの技術が上手か否かが重要。
でも、それと同じかそれ以上にお店の雰囲気や、スタッフさんの接客レベルが大きく加味される。
技術レベルを高めて価値を上げるのはなかなか簡単なことじゃない。
だからこそ、挨拶から始まる接客レベルの向上こそが価値を高めるためにすぐにできることだと僕は思います。
ケーキ屋さんも、現在とこれからは価値の高いところしか生き残れないようなサバイバルな状態が続くと思います。
コンビニという”黒船”が来て、「普通に美味しい」と言われてきたケーキ屋さんが淘汰され始めてきた。
この流れはもっともっと高まって行く気がします。
だからこそ、これからは「ウリ」や「こだわり」をしっかりと作っていかなきゃいけないですね。
生き残って行くために。
中途半端からの脱却。
ですね。
さて、明日から衆議院選挙が始まります。
鈴木もペーペーながらお役をいただいたので、全うしていきたいと思います。
では!!