2代目
こんばんは
創業者から受け継いで2代目の社長をやらせていただき、その社長のポストを昨年、創業者へありがたく返させていただきました、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
市議会議員になるときに社長から退き、創業者へまた社長の肩書を戻すことにしました。
真剣に市議の仕事と向き合うためにね。
偉大な創業者の後は大きなプレッシャーもあり、とても苦悩したことが懐かしい。
“代表のようにやらなきゃ”
このプレッシャー、半端なかったです。
そんな僕と同じように先代からの見えないプレッシャーと闘って今に至るオーナーがいる。
ちょうど真ん中の女性。僕の右側。
日比谷美奈子さん。
100店舗近い美容室の社長。
ちなみに僕と同い年。
美容師じゃないのに美容室の経営者をやっているのも僕と同じ。
よって、良き相談相手としてたまに相談に乗っていただいたりしている。
そんな日比谷さんのお父さんは、「THE経営者」という資質の方。
この100店舗を有する組織の礎を築いた方。
そんな業界でも有名な経営者であるお父様の後を受け、美容師ではない日比谷さんが社員さんをまとめ上げるのにどれだけの苦労があったか、同じ環境に身を置いていた僕にはよくわかる。
見えない背中を追い続けるような、周りの目が気になって気になって仕方がなかったあの頃。
僕も、おそらく日比谷さんも同じような方法でこの大きな創業者の影を超えていくべく腹を括ったのだと思う。
その方法は、
先代と比較しない
と言うもの
僕は僕だし、先代は先代だし。
日比谷さんは日比谷さんだし、お父様はお父様だし。
比べても仕方ないんです。
そもそも違うんだから。
自分の強みを伸ばせばいいのに、なぜか先代を意識してトレースしようとする。
これが違うと気づいた。
心が軽くなった。
それからは業績も順調。
夜もぐっすり寝れる笑笑
先日のblogにも書きましたが「もし自分だったら」で考える癖をつけていたら、案外この呪縛に縛られずにいられる。
僕は僕のやり方で、ネイル事業部を立ち上げ組織化した。
そこには先代のやり方だけではなく、自分自身の強みや自分がやりたいことを織り交ぜて新たなマネジメントスタイルを構築した。トップダウンの組織ではなく、スタッフ一人一人が考えて動ける組織になるようにと、ことあるごとにみんなに考えさせた。
そして行動することまでが1セットだとみんなと共有してきた。
その結果、自立した組織が出来上がった。
自分の強みを活かしたマネジメント。
日比谷さんも、たくさんの新たな挑戦をしてみえた。
美容学校も、カラー専門店も、先代ではおそらく仕掛けられなかったと思う。
日比谷さんだからこそ仕掛けられたと。
それはある意味、先代の呪縛からの脱却である。
自信を持って自分の色を出す。
自分の色を出すと言うよりも自分の色を先代の色に足すといった感じ。
それで徐々に自分の色に変えていけばいい。
2代目にはこれができる。
3代目はもっと進化する。
4代目、5代目も同様に進化する。
要は、”自分に自信を持てよ”と言うこと。
先代の影を追うのではなく、自分が自分のスタイルを作ればいいと言う話。
自分のスタイルが作れるまで、とにかく学び、とにかく動き、知識と経験をどんどん積んでいく。
そうやって作り上げていく。
地味だけど、これしかない。
と、そんなことを久しぶりに盟友日比谷さんとのセッションから、思い出しました。
あー、こう言う話は楽しい。
美容学校の明るい未来も見えてくるし。
さすがでした。
日比谷さん、本日はありがとうございます!
引き続きどうぞよろしくお願い致します。
では!!