大将の戒め

こんばんは

このタイトルでもう何回綴らせていただいか、それほど登場回数の多い言葉である「大将の戒め」をテーマに今晩も語らせていただきます、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。

創業者の福本は、昨日は入社式の一番初めに挨拶をさせていただきました。
話が聴きたかったーーーーと言う来賓の方々が多くいらっしゃったので、来年は要検討です。

また、入社式は来賓なしで社員のみで行うので、この後の方針発表から参加いただく来賓の方用の席前から2列くらいが丸々空いております、、埋まるとこんな感じ。

まぁまぁ賑やかな感じに。

前列2列がいない状態で話すのはなかなか寂しいものがあります。

こちらも来年からは見直しですね。

そんな寂しさも吹き飛ばす熱量で語ってくださったのが福本代表。

毎年、気合の入る語り。

内容は毎年同じだけど、全社員がちゃんと聴く。

それだけ思いがこもった語りだと言うこと。

そんな代表のお話の中で毎年出てくる「大将の戒め」の話。

これは、僕らの会社ではリーダーのあるべき姿を表現しています。

「大将の戒め」は、15代265年間続いた江戸幕府のベースを作った徳川家康の残した言葉。

それはこんな言葉。

「大将の戒め」

大将というものは
 敬われているようで その実家来に、
 絶えず落ち度を探られているものだ。
 恐れられているようで侮られ、
 親しまれているようで疎んじられ、
 好かれているようで憎まれているものじゃ。

大将というものは
 絶えず勉強せねばならぬし、
 礼儀もわきまえねばならぬ。
 よい家来を持とうと思うなら、
 わが食を減らしても、
 家来にひもじい思いをさせてはならぬ。
 自分一人では何もできぬ。
 これが三十年間つくづく。
 思い知らされた家康が経験ぞ。

家来というものは
 禄でつないではならず、機嫌をとってはならず、
 遠ざけてはならず、近づけてはならず、
 怒らせてはならず、油断させてはならぬものだ。
 「ではどうすればよいので」
 家来はな 惚れさせねばならぬものよ。

         元和二年六月  徳川家康

全てがここに詰まっている。

この通りにマネジメントしたならば、必ず良いリーダーになれる。

15代続きますね。

265年間倒産しない会社になります。

そんなすごい言葉。

簡単そうな言葉で書いてあるけど、深い。

「家来にひもじい思いをさせてはいけない」とある。

自分の食を減らしてでもひもじい思いをさせてはいけないと。

人間は誰しも自分が一番可愛い。
そこを自分以外の誰かのために、自分の食を減らしてでも部下に与えろと。
リーダーであるならばそうしなさいと。
そうじゃなきゃ良い部下には恵まれませんよと言う話。

そして一番最後にある「惚れさせる」と言うのは、一番難しい。
でもこれが「良いリーダーになるための答え」だからやり切らなきゃいけない。

ではどうしたら惚れてもらえるのか?と言う話。

それは自分以外の誰かのために、自分の食を減らしてでも部下に食を与えて、ひもじい思いをさせない事をひたすら続けること。
絶えず勉強しなければいけないし、礼儀作法もちゃんとできていないといけない。

人として、ちゃんとしていると言うことが絶対的な条件。
そうじゃなきゃ惚れてはもらえない。

もうこうなってくると、前向きな社員さんが多いポジティブな会社作りをしようとすると、仕組みとか、給与だけの話ではなくなってくる。

そのチームのリーダーのあり方が大事。

自分以外の誰かのために考えて動ける人がリーダーになるべき。

誰にでも平等に接し、モラルや人間力が高い人がリーダーになるべき。

そう言う話。

人が人に心を奪われるのは、恋愛でもそうだけど、自分のことをどれだけ真剣に考えてくれているのかと言うことに尽きると思います。自分の部下が今何を考えていて、ゆくゆくはどうなりたいのか?リーダーは、最低限それら全てを把握しておかなきゃいけない。
そのためにも一人一人としっかりとコミュニケーションを取って、良くも悪くも問題や課題の発見→解決まで持っていきたいですね。

さて、明日はもう小学校の卒業式。

ありがたいことに来賓でお呼ばれしました。

自分の息子は今度5年生。
彼が入学したときはコロナが始まった時。

早いですね。

月日が流れるのは。

だから1日1日をこれからも大切に生きていこうと思います

では!!

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