自衛隊と地域住民の思いやり
こんばんは
本日は自衛隊小牧基地のオープンベースに参加させていただきました、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
photo by 同期の犬塚議員(日本維新の会)
政府専用機もありました。
このイベントは、自衛隊小牧基地の隊員の方々と、地元の方々とのコミュニケーションを深める場として毎年開催されているとのこと。
会場には、地元の方はもちろんですが、全国から飛行機が好きな方や、アーミー物が好きな方が沢山来場されていました。
物凄い望遠レンズ付きのカメラをぶら下げている方々を多数お見かけしたりもしました。
結果、このイベントは大変大盛況だと言うこと。
僕の家は自衛隊小牧基地の近くです。
騒音も凄いです。
窓を開けていると、轟音でTVの音は聞こえません。
僕は経験無いですが、ごく稀に飛行機の部品が落ちたりすることもあるらしいです。
こういったトラブルがある度に、町内会の会長や区長は自衛隊側へ意見を言う。
そうすると自衛隊側から謝罪と、原因と再発防止の報告をもらう。
こういったことを続けてお互いが共存できるように、コミュニケーションをとっている。
この場合、どちらが上でも下でもなく、お互いが感謝の気持ちで成り立っているのだと思う。
自衛隊の隊員さんたちは、先日の能登半島沖地震の際の救援などにも真っ先に向かい、自国の防衛だけでなく、私たちの生活を支えてくれる存在でもあるわけです。被災地で炊き出しをしてくれたり、お風呂の準備をしてくれたり。
実際に利用した方々は、もう感謝しかないと口を揃えます。
ただこのように騒音の問題があるものわかります。
僕の家もめちゃくちゃうるさいですから。正直嫌です。
だから自衛隊の方々としては、この地域の方々に対して、
「訓練へのご理解ありがとうございます。うるさくてごめんなさい。」
と言う感謝の言葉を繰り返す。
「仕事なんだからしょうがないじゃん、何言ってんの?」
自衛隊の方は、こんな態度では無いわけです。
これが彼らの仕事なんだからうるさいのは仕方がないこと。
でも、そんなことは言わない。
言うのは「すみません」と「ありがとう」
だから上手く共存できるのだと思います。
お互いに感謝の言葉があるから。
お互いの存在をリスペクトし合えるから。
ただ、もしもどちらかがこの感謝をなくした時どうなるか?
「うるさい!!出ていけ!!!!」
こんな事を地元の方々が言い出し、大きな声になったら、、、、
自衛隊の人たちも今みたいに頑張れませんよ。
日本国の安全や、困った方々を助けてくれているのに、「出ていけ!」は言い過ぎだと僕は思います。
お互いへの感謝がなくなった時、トラブルは起きます。
これは自衛隊の話だけじゃなくて、僕ら組織においては全て当てはまること。
ただし、感謝って自分も相手も両方で成り立つものですが、まずはこちらからしなきゃ、相手もしてくれませんよ。
今回の自衛隊の皆さんのように。
いつも人間関係でトラブっている人は、絶対に自分からの感謝が足りてないと思う。
相手にばかり求めてしまう。
これでは一向に改善の方向に進みません。
なぜなら相手の意思は相手にしかなく、他人の僕には相手を変えることは極めて困難だからです。
だからまずは僕の方から感謝を伝えることが大切。
そうしたら、相手との関係も上手くいきます。
そう言うものです。
お互いがお互いのことをもう少しだけ気にかけてみたり、
相手の立場になって考えてみれば、もっと住みやすくて、みんなにとって誇れる街になる。
僕はそう思うので、お互いがもう少し歩み寄れるように尽力したいと思います。
では!!