『ミライノビヨウシ』

お疲れ様です!

昨日から北九州へ飛び、”未来の美容師”を見てきましたブランシェグループの鈴木です。

未来の美容師=ミライノビヨウシ

はい。

これは、子供たちが学校が終わった後、部活のように”特殊なウイッグ”でカットを学んでいるところです。

“子供たち”と言っても小学校3年生から高校生まで幅広い。

そう、ここは北九州の行橋という場所にある「ジュニア ヘアドレッサーズ スクール」略してJHS。

この全く新しい発想のスクールを鈴木は見学しに行ってまいりました。

この二人と。

手前:谷越村長
奥:高嶋ミサイル(肉屋)

僕が大好きな二人。会うたびに毎回オモロイネタを持参してきてくれる二人。

北海道から北九州へ遥々短パンでやってきた北海道民らしくない風貌の二人。

彼らがどれくらい凄いのかは、今回の旅で改めて感じることができたので、また綴らせていただきます。

今日の本題は「JHS」で行きたいと思います。

そもそも、このスクールは何か?

「美容師はアスリート」という考え方のもと始まったと聞きました。

このタイトルで、以前に見学させていただいた際の感動を綴らせていただいています。

お時間のある方はどうぞ。

考え方としては、フギュアスケートの選手、野球やサッカー、卓球などなど、プロになるためには幼少の頃からその道のトレーニングを受けている。残念ながら僕は、その道には行かなかったから(??行けなかったの間違いでは)特に子供の頃はのんびりと過ごしていた記憶しかない。だから美容師さんも早くからトレーニングしたら、きっと大成功するのではないかという。

そんな考え方。

美容師でない僕から見ても美容師さんは”アスリート”だと思う。

その技術、その接客サービス、どれをとっても深く学び実践しなくては一流(プロ)になれないから。

誰でもそれなりになれて、それなりに稼げる仕事ではないから。

いわゆる人気商売。

いわゆるデザイナー、クリエイター。

いわゆる職人。

そんな感じ。

ならばそれらはプロ野球選手や、フィギュアの選手たちと同じように”アスリート”と呼ばれてもいいのではないかと思う。

僕はそう思う。

子供にカットを教える。

これはかなり異端な話。

だって、そもそも小学校3年生にカットの理論って伝わるのか?って話。

理論がわからなきゃ、切れないのではないか?

素人の僕はそう思うわけで。

でも先生は、「技術はシンプル。簡単ですから」と毎度毎度笑顔で語られる。

ここに一つポイントがあるように思う。

先生が唱える新しいカットの理論は実にシンプルで、子供にでもわかると言い切るので、当然大人の僕にもわかる。素人の僕にもわかる。わかるので、もしかしたら切れるのでは?とさえ思えてくる。

これが大きい。

誰でもわかる。簡単。

ワクワクする。

だから、子供でもできる。

子供もやりたがる。

上手か上手じゃないか?という話は、ここではズレる話。

僕は美容師じゃないので、上手か否かはそもそもわからない。

でも、そこは経験と反復練習でなんとかなると思った。

今までの考え方や、やり方では、大人でも数年かかるスタイリストデビュー。

ブランシェグループでもそう。

でも、今までの当たり前に対して疑問を抱く。

その疑問は、「今までこうだったから」「しょうがない」で片付けず、「なぜだろう?」と深掘りしてみる。

すると新しい知恵が出てくる。

「もっとこうした方が良くなるのでは?」

いつも、いついかなる時も今に疑問を持ち「改善」を常に考える人は、話ていて非常に面白い。

それは、どんどん進化成長していくから。

一見、子供がカットをしていると言うとてもキャッチーな絵ではあるけれど、実はその奥は、深い。

美容師さんの求人問題や、教育問題、を解決できる。

塾や部活という新しいスタイルでのキャッシュポイントもできる。

そして何よりも、子供たちが楽しそうだった。

お迎えに来る親御さんたちも。

子どもたちにカットを教える美容師さんたちも。

もちろん、先生も。

人が喜ぶこと。

これは僕らが生きていく上でとても大切なこと。

だから見ている人も感動する。

北海道の異端児二人組も、涙こそ流していなかったけど、震えるほど感動していた。

それぐらい素晴らしい取り組み。

ただ、今までの業界ではない発想であり、ない取り組み。

これが、広がる事を妨げる大きな壁。

僕は、素晴らしものは素晴らしいでいいと思う。

今までがどうだったかなんて知らないし、どうでもいい。

業界的にどうかとかもわからないから、どうでもいい。

大切なのは、これから。

そのために今何を選択し、何をすべきかということ。

今までを否定して”無駄”で終わらせるのでもない。

もっともっといい方法を見つけた感覚。

そう、それでいい。

僕はそう思う。

さて、ついつい感動してしまって長文になってしまいましたが、本当に素晴らしい活動です。

ご興味のある方は僕がおつなぎしますので、遠慮なくお問い合わせください。

では!!

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