美容室の未来経営2030
お疲れ様です。
愛知県の春日井市で「BRANCHE」(ブランシェ)という、少しだけ他とは違う美容室を展開しております鈴木です。
そう、他の美容室さんとは少し違う。
何故ならば、昨日のあるお客様のお会計。
カット&カラー:10,000円
トリートメント:3,500円
店販として、
アウトバスオイル:2,800円
マルゲリータ(L):980円
合計:17,280円+税
そうなんです。
この最後の一行、「マルゲリータ(L):980円」!!
僕たちは、少しだけ他の美容室さんとは異なる美容室です。
ありとあらゆるサービスでお客様に喜んでいただきたい。
そのためには手間や労力は惜しんではいけない。
こういう考えのもとに僕たちは美容室を展開しております。
創業者の代表福本は、未だに現場でハサミを持っています。
よって、弊社は美容室。
僕たちの美容室に来店されるお客様にもっともっと喜んでもらいたい。
でも、美容師の職域は髪のプロフェッショナル。
だから、それ以外のことは、、、
であれば、美容師さんが全ての事業のハブになり、一人のお客様のライフスタイルをヘアーだけでなく、ありとあらゆるブレーンを使って演出できたら最高ではないでしょうか?
オーケストラの指揮者のように。
その力が美容師さん、美容室にはあると思います。
何故ならば、「あなたにやって欲しい」と「指名」をしていただき、施術させていただけるわけですから。世の中探しても、「指名」ってよほどのことが無い限り無いですから。裏を返せば、お客様に喜んでいただけるだけの高いエンターテイメント力があると言うことです。
それが「指名」に繋がる。「また来るね」とリピートヘと繋がる。
それだけ、お客様から美容師さんは支持されているわけです。
だから僕たちブランシェグループは、美容師さんを「軸」にありと2005年から、あらゆる事業を展開し始めました。
「トータルビューティー」として括られる、ネイル、エステ、アイラッシュはもちろん、飲食店や、化粧品製造、グラフィックデザイン、建築デザイン、美容学校、保育園などなど。
僕たちの美容室に来店されるお客様のご要望を一つ一つ丁寧に伺っていたら、事業領域がここまで広がってまいりました。
全ては、お客様がもっともっと喜んでいただくためにどうしたら良いかを考え抜いた結果です。
そこに、今の美容業界のオーバーストアによる集客難、求人難、も相まってこのままではいけない!と言う空気感の中、「多角化経営」が注目され始めたわけです。
でもこれは、美容室経営を辞めて、異業種へ乗り換えると言う話では全く無いです。
あくまでも軸は美容室経営。美容師さんの更なる進化が軸です。
弊社が仕掛けるイタリアンのトンガリアーノもそうです。
「フライパン美容師」として、美容師と、飲食店マネジメントをハシゴするハイブリットな美容師さんは、美容師さんの進化系と僕らは位置付けています。
美容師さんのおもてなしと、飲食店マネジメントの食材や、人件費などの数値管理やフロアマネジメントが合わされば、ドラクエで言う「魔法使い戦士」みたいになるわけです。
これこそが、僕たちブランシェグループの軸。
社員の成長こそ、企業の成長ですから。
美容師をやめるわけでは無く、やりながら別のキャリアを積む。
そして、また違う「技」でお客様へHAPPYをお届けする。
結果、美容室の提供サービスの枠が広がり、お客様にもっともっと喜んでいただける。
そんな感じ。
髪を切る、染める、巻く。
これだけではもったいないです。
美容師さんの能力はもっともっと高いです。
僕はそう思っていたら、僕の友人のBee-msの坂之上勇次氏が「未来経営2030」と言う本を出版致しました!!
「もしも明日、美容室からカットのメニューがなくなったら」
ってめちゃくちゃ言います(笑)
でも、これは僕らブランシェグループも結果的には今、こうなっています。
僕たちは今現在、美容室の売上以上に、他の業種業態の売上規模が大きくなっています。
グループ総売上25億円の内、7.5億円が美容室の売上です。
残りの17.5億円は飲食などを軸にそれ以外の部門の売上。
これはあくまで結果です。
僕らブランシェグループでは、今、美容室に来店されているお客様をもっともっとHAPPYにしたい!!
そのために美容以外の事業にも果敢にチャレンジし続けて、ここまで伸びてきました。
この本の中でも
坂之上勇次氏が、僕らの会社の取り組みもしっかりと書いてくれています。
嬉しいね。こう言うの。
愛を感じますよ(笑)
※目が怖いし、、、、、
美容業界の約20倍の飲食業界。
僕たち美容業界の“おもてなし”のノウハウがあれば、必ず勝てますから。
サッポロビールさんも応援してくださって、飲食業界から美容業界へシェアを引っ張っていこうと企んでおります♪
美容業界の未来、2030年。
それは僕たちが「今」取り組む何かが「未来」である2030年に結果として出てくるのでしょうね。
僕たちブランシェグループは、15年前にこの思考で色々な取り組みを始めました。
だからこそ今があります。
ただただお客様だけを見て、ここまでやってきました。
業界の流れよりも、ただただお客様の情報だけに耳を傾け続け、ガラパゴス化しながらもやり続けてきた結果です。
これからの美容業界、僕は大いに明るいと思います。
何故ならば、美容室が軸としてあり、僕らのサービスで喜んでくださるお客様がたくさんいてくださり、支えてくださっているのだから。
最高です。
美容業界。
最強です。
美容業界。
僕はそう思います。
では!!