泣いて馬謖を斬る
お疲れ様です♪
高校、大学生の頃、横山光輝の「三国志」にはまり、かなり人生において影響を受けた、玄徳さんと自分を多々重ね、生き方に喝を入れてきた“義”を重んじる事をよしとするb-firstの鈴木です。
ハマったね。
三国志♪
60巻近い漫画も全て読破したし。
大切な何かのために、それぞれ“覚悟”を決めた男たちの生き様がカッコよくて・・・。
今の僕の原点って言っても言い過ぎじゃないかもです。
それぐらいハマった「三国志」。
あ、漫画だけどね♪
このお話の中で、天下の名軍師、諸葛亮孔明が、自分の愛弟子でもあり、能力の非常に高い武将の馬謖を切る話がどうにも納得ができなかった事を思い出す。
「泣いて馬謖を斬る」
という諺にもなったこの事柄。
孔明から現場を任された馬謖が命令に背き、敗戦の原因になったという事ではあるけれど、自分の愛弟子だし、文武両道の有能な武将であったのに・・・。もったいないなと思った事を覚えてる。
当時の僕はまだ、組織のあり方とかわかってなかったから。
今では、この時の諸葛亮の気持ちは痛いほどよくわかる。
切らなきゃいけない時もあるから。
大切なものを守るためにも。
何がこのチームにとって大切な事なのかって事をちゃんとわかりやすく表現しなきゃ、組織の舵取りはできない。
人の価値観は様々だから。
ちゃんとリーダーが方向性を示してあげなきゃ、船は迷走を続け、燃料がなくなり、また座礁して、やがて沈む・・・。
何が正しくて何が間違っているのか??
守るべきものはモラルという当たり前の事かもしれない。
でも、それだけじゃなくて、そのチームがいつも大切にしているものであり、目指すべき頂が何なのかという事をちゃんとチームメイトに伝えなきゃいけないと思う。
三国志の中の蜀の君主の劉備玄徳は、自身の能力は魏や呉の君主には到底勝てるものではなかったという。
ただ有能な部下に恵まれたからこそ、彼らと互角に渡り合えたのだと思う。
愚能な大将に有能な部下は仕えない。
文武だけの評価ではなく、それだけ彼に魅力があったという事。
大義を大切にし、あり方にこだわったからこそ、一騎当千の猛者や、鳳雛と呼ばれる稀代の名軍師を2名も抱える事ができたわけで。
「まぁいっか。なんとかなるって。」
これでは人はついてこない。
桃太郎でもそう。
きびだんご一つで、鬼退治についてくる命知らずのメンバー!!
大切なのは、きびだんごじゃなくて、桃太郎の想い。
きびだんごで命はかけられないでしょ!!!!
サル、イヌ、キジは桃太郎の熱い想いに共感したんです!!!!
鬼退治をして、みんなを助けたいという想いに。
リーダーにはその熱き想いが必要。
時には、馬謖を切る強さも必要。
それらは全て、「覚悟」から成り立つものだと思う。
「覚悟」を決めたらあとはやるだけ。
そこに言い訳はない。
ただただ、やるだけ。
僕はそう思います。
あーーーーーーまた、久しぶりに読みたくなった!!!
全巻大人買いするか♪
もういい大人だし♪
ね♪
さーて、明日も熱い想いを持って頑張りましょう♪
では!!