モノではなくモノがたりを!!
お疲れ様です。
大学卒業後は、アパレルの商社で7年。
そのあとは広告代理店で4年。
そして“美容業界の何でも屋”と呼ばれつつあるb-firstで早いもので10年目を迎えた、転職に何だかまとまりがないのかあるのか、色々と経験はさせていただいているb-firstの鈴木です。
ま、一応全ての仕事に対して共通言えるのは“企画&営業”という仕事だったということ。
アパレルでも、営業とマーチャンダイザーをさせていただいた。
“最年少MD”とか言われて調子に乗っていた怖いもの知らずの20代。
企画の仕事にハマったのもここから。
そのあとの広告代理店でも、他企業同士の強みを生かした“コラボレーション企画”で企業間をつなげて、新しい価値を作るのが実に面白かった♪
企画という仕事。
実に面白い。
そして今に至る。
そういえば、ずいぶん前だけど”トヨタ博物館”へ行った時に見つけた昔のポスター。
男は黙ってサッポロビール
これを見て、サッポロビールが飲みたくなった。
どちらかといえば、キリン派なのかもしれないのに。
これこそ、広告の力。
多分、この広告はずいぶん昔のもので、僕が子供の頃の広告だったと思う。
この広告には商品のスペックは一切表現していない。
アルコールが何%で、麦とホップがどうのこうのとか。
ただ、“男は黙ってサッポロビール”だと。
ただただそれだけ。
僕が惹かれたのは、ビールという“モノ”ではなく、男は黙ってサッポロビールを飲んでるのがカッコいいじゃん♪っていうその“カッコよさ”に惹かれたわけです。
企画ってそうなんです。
モノを売ったり、サービスを提供したりすることを促進させるためのモノ。
だからと言って、直接的に「モノ売り」に走ると実は遠回りだったりする。
今のこの、「モノが溢れている時代」では特にそうかもしれない。
そのモノや、サービスを受けたら自分はどうなれるのか??
ワクワクできるのか???
どうなのか??
ここが大事なこと。
昨日誕生日だったAPAの中野さんもJBCAの全国大会の締めの挨拶で言ってみえた。
“モノではなく、モノがたりへ”と。
そのものを提供する人たちのバックグランドである生き様、言い換えれば“物語”が大切だと。
どんな人からのサービスを受けたいのか??
モノが価値があるのではなく、提供する人に価値があるのです!!!
例えば、こんなお話があります。
あのイチロー選手は毎朝カレーを食べていますよね。
そのイチロー選手が毎朝食べているカレーを作っていた彼のお母さんが作るカレーは¥3,000でも食べてみたいと思うよね。
でも普通のカレーは大体¥1,000でお釣りが来るモノかなと。
カレー自体に価値があるのではなく、イチローさんに価値があり、さらにはそのイチローさんを育てたお母さんに価値があるわけで。
誰が何を発信するのかということ自体が大きな価値を生むのです。
結局、モノではないんですよね。
人なんです。
よって、僕らはいつまでも自分磨きを怠ることはできないわけで。
それは、自分自身の価値を下げることにつながるので、絶対によくないね。
僕自身も、いつも、選ばれるよう価値を高めていかねば!!
高めていると自然と面白いお話が舞い込んでくるので♪
ね♪
あ、ちなみにイチローさんのお母さんのカレーは食べたことないけど、インディアンカレーは大好きです♪
ということで、極度のカレー好きな鈴木氏は明日はお休み♪
笑太郎氏に邪魔されなように、先週買った家具を組み立てましょうかね♪
では!!