「○月○日、区長になる女。」を観て

こんばんは。

本日は建国記念日で祝日でしたが、少しですが学びの時間もとらせていただきました、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。

この映画を春日井市文化フォーラムへ観に行って来ました。

「○月○日、区長になる女。」

感想は、テンションが上がったと同時に色々と考えさせられました。

お話は、区民の想いに寄り添わず、長きにわたり東京都杉並区にて執務執行してきた現職の区長を、民意に押し上げられた新人女性候補が選挙を僅差で制し、新しい区長になるというお話。

そしてその後の杉並区の区議会議員選挙でも、この新人区長を全力で応援していた女性が今度は自らが候補となり、軒並み当選するというなんとも痛快なお話でした。

僕がテンションが上がったのは、みんなで力を合わせて巨大な敵に立ち向かい、それを打ちのめすあたりがなんとも気持ちがいい。こういう系のお話が大好物です。

僕も一昨年選挙を行った身として、当選した時の感動はなんともいえない達成感や感謝や色々な感情が入り混じった初めての感情でした。それが僅差で、現職を倒すジャイアントキリングをやってのけたとなればその感情はさらに激しいものでしょう。

これはテンションが上がった話。

そして、考えさせられた点はこんなこと。

これは「なんのために僕達議員がいるのか?」ということ。

市政の執行は市の各セクションに振り分けられた職員の皆さんが、しっかりとした計画を立てて、実行して、形にしてくれています。

僕ら議員はその執行プランが正しいのかどうかを判断する係。

良いかどうかは僕が良いのかということよりも、この案件に関わる人たちの声をどれほど聴いたのか?の方が大事なわけです。
そこに住む人たちにとって正しいのかどうかというのが大切。

この映画では、ひたすらこの地域に住む人たちの声を集めて行政へ届けるシーンが多々ありました。

「踊る大捜査線」じゃないけど、「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」ってテンション。
この言葉が僕は大好き。大好きというか、肝に銘じているというか、大切にしているというか、そんな言葉。

大切だもん、現場。

僕ら議員の仕事は、その地域に住む方々が住みやすく誇りに思える街にする事だと思っています。

執務執行は僕らではできませんが、アイデアを出したり、一緒に伴走したりはできます。

しっかりと誰が何に困っていて、どうすべきが正しいのか?

ここにどれだけ真剣に向き合えるのか?
言い換えれば、どれだけ自分ごとにできるのか?

ここが大事だと思う。

自分はどれくらいできているのだろうか?

少し心配になった。

そこには忖度もいらないし、ちゃんとこの街に住む人たちの声を聴いた上での判断であればそれでいい。

なかなか刺激的で良い学びでした。

そして、目標に向けて一生懸命に取り組むことで周りの人の人生をも変えるきっかけになることも多々ある。

この映画のラストはそんな締め。

僕の人生の目標の一つに、「自分以外の誰かの人生に関わることができたら」というのがあるんです。
だからこの映画のラストには痺れました。

こうありたいなと。

ご案内いただきありがとうございました。

明日から鈴木はまた市議の仕事頑張ります!!

では!!

<本日の感謝>

・山田先生:会報への記載ありがとうございます。嬉しいです。引き続き励みます!
・梶ー:連絡ありがとう!水がもったいことになるところでした!!
・上田さん:休日返上でミッションに向かう姿、本当にいつも頭が下がります。ありがとう。

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