個の尊重
こんばんは
月、火曜日と議員の研修で東京へ行って参りました、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
今回の学びは、
① 介護分野における特定技能外国人の受け入れについて
② 保育人材確保のための支援策について
でした。
僕ら地方の市議会議員に対して、地元の国会議員の先生を通じて各省庁へ学びたいテーマを依頼させていただき、議員会館の会議室をお借りして勉強をさせていただくというスタイル。
実際に現場で困っているという声をたくさんいただいて、この二つのテーマに決めて勉強させていただきました。
このテーマに関しての深掘りしたお話はまた後日。
今晩は、その後に参加した勉強会のお話。
なんか写真が斜めになってますが、、、
ホットペッパービューティーアカデミーさんの企画で、「多様性」について考えるセミナーに参加させていただきました。
もう何年前だろ??
ホットペッパービューティーアカデミーの千葉さんとご縁をいただき、一緒に全国を回ってセミナーをさせていただきました。
その時のご縁から僕が議員になった今でも千葉さんとはお付き合いがあって、今回もこちらのセミナーのお誘いをいただき参加させていただきましたという流れでございます。
結論、この勉強会、すごく良かったです。
今まで特に気にせず使っていた「男」とか「女」とかという性別に関する価値観が大きく変わりました。
例えば、面接で使う履歴書。
「男性」「女性」の欄にどちらかに丸をつけること。
この丸について、
「意味ある?面接に関係ある?」
と言われたら関係ないな、、、、とか。
「このヘアスタイルが今女性には大人気です!」という勧め方で、可愛らしいフェミニンなスタイルを提案される、、、
「私はクールでスタイリッシュなのが好き」
ということになるとその提案は果たして意味があるのだろうか??、、、とか。
決めつけは良くないという話。
どんな場面でもそうだけど、その人のことをもっともっと知らなきゃ。
個にフューチャーしなきゃ。
知った上で本当にその提案は有効なのかを判断しなくちゃいけない。
例えば、こんな話。
美容師さんでめちゃくちゃ売り上げを上げている人がいるとします。
その人は成績が優秀なので、社長からは「お前、次の店店長やらしてあげるな!!頑張れよ!!」と抜擢されて店長のポジションを手にう入れたという話。
一見、いい話に聞こえますが、実はこれが不幸の始まり、、、、
このめちゃくちゃ売上げを上げてる美容師さんは、ただただカットが好きで、もっともっと技術への追求がしたい。
もっとお客様のために技術を磨きたい。接客の勉強がしたい。
これが彼の夢でした。
でも、社長は成績がいいという理由で、給与も上がるし、喜ぶと思って「店長やらしてあげるよ!」と言ってしまったわけで。
ここに悲しいかなアンマッチが起きてしまう、、、、
アンマッチの結果、人をまとめることが苦手だったり、大好きなカットの練習をやる時間がなくなったり、ということで彼は店長を降りるだけでなく、この美容室事態を辞めることになってしまいました、、、、
社長がもっとこの優秀な美容師さんの話を聞いてあげて、将来の夢について寄り添ってあげていればこんなことにはならなかった。「売上あるから店長」この決めつけは大きな間違い。前にも書きましたが、マネジメントの力と美容師としての成績は全く別物。だからこうやって「個の尊重」をやっていないとやがて寂しい別れがやってくる。
社員一人一人の夢や働く意味をちゃんと理解していますか??
勝手に決めつけていませんか?
「個の尊重」
これはお客様に対しても、スタッフさんに対しても、一人一人と向き合うことが大切だということ。
社長や会社の価値観の押し付けだけではいけないということ。
向き合うことでスタッフさん一人一人の未来が見えてくる。
その未来を一緒に見ながら、会社や自分の価値観も共有すればいい。
それこそが強いチームづくりの必須条件なんだと僕は思います。
あと、
「見た目が良くなるとテンションが上がる。テンションが上がったらパフォーマンスも上がる」
MERICAN BARBERSHOPの結野多久也さんのこの言葉にも大変共感できました。
見た目、大切ですね。
オシャレ、大切ですね。
だって、見た目が良くなるとパフォーマンスがダダ上がりするんだもん。
しなきゃ損だよね。
そう、そう。
美容師としてオシャレをすることで美容師としてのパフォーマンスも上がる。
お客様を素敵にして差し上げることでお客様のテンションが上がり、お客様パフォーマンスが上がる。
そんな嬉しそうなお客様を見て、美容師さんのテンションが上がり、またまたパフォーマンスが上がる。
これ、最高の循環。
みんなのパフォーマンスが上がりまくったら、すごい世の中になりますね。
最高でしかない。
そんな学びでした。
僕には技術がありません。
美容師ではないですから。
だからひたすらスタッフさん一人一人の「個」と向き合ってきました。
みんな一人一人の夢や悩みがありました。
毎月向きあって話を聴いて、理解してその夢が夢で終わらず現実となるように伴走して来ました。
これからも「個」を大切にしたマネジメントを心がけていきたいと思います。
では!!
<本日と昨日と一昨日の感謝>
・千葉さん:大変学びの深い勉強会をありがとうございました。改めて「個」と向き合うことの大切さを知りました。
・秀樹さん:勉強会のセッティング、ありがとうございました。早速学んだことを活用して動いて参ります。
・須田さん:今朝はお声かけいただきありがとうございました。寒かったけど元気をいただきました!!
・尾西さん:MTGありがとうございました。めちゃくちゃスッキリしました。早速動いて参ります。
・スタバのお姉さん:温かいお心遣いありがとうございました。毎度楽しみにしています。