社員さんとお客様の喜び
こんばんは
最近は、年末のご挨拶ということで会社のお取引先様が会社を訪ねて来られることで年末感を感じております、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
本日も、飲食事業で大変お世話になっている商社の木村社長が担当営業の井上さんと一緒に来社してくださいました。
まだ40代で216億規模の社長。
元銀行員にて600名以上の社員さんを束ねる。
僕は木村社長がまだ営業本部長の頃から大好きで、飲食事業における社員さんの評価基準など経営に関する相談をよくさせていただいていました。理論はあくまでも理想論。現場はリアル。ここの融合が経営者の手腕だと僕は思っています。それをサクッとやり切るあたりが本当に凄いし、いつも共感しかない。
今日もたくさんの学びを社長からいただきました。
「会社経営において木村社長が軸においているものは?」
この問いに対し
「社員さんとお客様が喜んでくれることをするだけですよね」
と
シンプルで力強い言葉。
経営の本質。
僕もこれは同じ。
おそらく僕だけじゃなく世の中の社長のほとんどは近い回答じゃないかと思う。
でも、なかなかやりきれている人を見たことがない。
実際僕もやりきれていない。
やらなきゃと継続奮闘中。
だからこそ、この大変さがわかる。
全ての判断基準を高いレベルでここに合わせて、幹部教育、社員教育を行うから価値観がぴったり合って全体がブレない。
ただし、マネジメント側は相当なレベルを要求される。
まずは社員さんが喜ぶことのpick upからスタートする。
喜ぶこと。
例えば給与。休み。
これはどこの会社でも少ないよりも多い方が社員さんが喜んでくれるもの。
さっきの話で言えば、これは理想。
で、リアルはといえば、、原資がなければ出来ない。
これが現実。
ならば理想と現実の差異を埋めていくことに全力でフォーカスする。
社長が先頭に立って。
こんな話もあった。
働き方の改善とお客様への負担の軽減を同時に行った話も爽快だった。
普通の飲食の商社はGWや年末年始など長期連休はもちろん、週末は配送業務が休みだったりする。
だから週末は配送量が多く、週明けはほぼ無いみたいな感じだったと。
でも木村社長は365日配達をすることで配送量の平準化を行った。
一見365日、休みなく働かされるというイメージが出るけど、ちゃんと社員さんはシフトで休める。しかも長期で。
これにより、社員さんも仕事が平準化されて、ほどほどに忙しい状況ができた。
店舗においても、無理して在庫を取らずスペース的にも財務的にもゆとりができた。
でも、これらのプランは当時業界では誰もやっていないこと。
むしろタブーとされてきたこと。
※branche Groupでも今から14年前の入社式で創業者の福本から同じ話があった
でも、向かうべき先が「社員さんとお客様が喜んでくれること」だからやらないという選択肢はない。
業界への忖度とか関係ない。
今までの会社の慣わしとかもいらない。
全てのベクトルを「社員さんとお客様が喜んでくれること」に向ける。
こういうシンプルでわかりやすくないと人はついてこない。
幹部にも共有しづらいし。
そしてやると決めたミッションを社長自らが遂行しなければ新たな改革で成果を上げることは難しいことを僕もよく知っている。
木村社長は、やり方もだけどあり方がとても共感できる。
社員さんとのコミュニケーションもそう。
若手のスタッフさんの話もちゃんと聴く。それらは全て現場の声だから。
若手が話しやすいように彼らの目線で話を聴く。話し方も幹部と話す時とは全然違うらしい。
「マジで?それはやばいね、、、カイゼンカイゼン!!」
みたいな。
※こちらも14年前の入社式のフィナーレ。サプライズで創業者福本の胴上げで締める
こういう血の通った組織こそ強い!!!!
「そうそう、そうなんですよねーーー」
本日何度口にしたか。
本当にたくさん学ばせていただきました。
春日井には素敵な会社、素敵な社長さんがたくさんいる。
僕も木村社長と同じ目的で会社の舵を取る
「社員さんとお客様が喜んでくれることにフルスイング」
明日からもこの目的達成のためにしっかり動いていきたい。
そう思いました。
さぁ、頑張っていこう!!!!!!
では