ふてほど
おはようございます。
「ふてほど」が2024年新語・流行語大賞の年間大賞を受賞したという事に、「なるほど」と納得の春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
※読売新聞オンラインより
「不適切にもほどがある」
以前のblogでもこのドラマのことは取り上げさせていただきました。
僕はこのドラマを通じて、現在の社会の価値観が少し行きすぎていないか?というのを強く感じました。
僕自身の気持ちを代弁してくれているというか、「そうそう!」という感覚でこのドラマを観ていたのを思い出します。
昨日も役員の会議で「ハラスメント」についての話し合いがありました。
内容は割愛しますが、上司が部下に対して「あれもダメ、これもダメ」となると、どうやって教育してあげたら良いのでしょう?
上司がビビって、何も言えない、何もできない、、、そんな状況が多々あると聞きます。
この状況でどうやって部下は成長できるのでしょう??
教育の”やり方”は時代の流れとともに変化しています。
昔はアーカイブの動画で自習するとか無かったし、今では効率的に学ぶシステムが構築されています。
でも、大切なのは、教育のあり方。
何のために教育をするのか?
ここから離れてしまった”やり方”を優先すれば、どんどん本来の教育の目的からずれていく、、、
僕らの美容室でいえば、「より多くのお客様から支持される美容師になること」
言い換えれば、「ファン客に囲まれた美容師になること」を教育の軸においています。
それなのにも関わらず、ハラスメントにビビって「放置」でファン客に囲まれた美容師になれるのでしょうか?
上司が教育を放棄したとなれば、その新人美容師さんは先輩から教えてもらえず、個人スキルのみで学び成長していくしかないとなれば、それはかなり成長に時間のかかる事になる。
できるだけ早く、「ファン客に囲まれる美容師」にしてあげることが大切だと考えると、”やり方”がずれているという事になる。
じゃあ、上司はビビるな!!という話だけど、今の時代そんな簡単な話でもない。
部下との付き合い方、接し方は、丁寧に越したことはない。
おそらく、今ネット含め情報として出ているようなものだと思う。
大切なのは、上司のあり方。
上司がしっかりと部下のために汗をかいて正しく向き合っていれば、そもそもハラスメントという事にはならない。
愛情のない中途半端な距離感であったり、無関心な適当な距離感で部下と付き合っていたら、部下も僕らを上司としてちゃんと認めてくれないでしょう。正しく向き合うというのは、部下であっても一人の人間として対等に向き合うということ。ちゃんと話を聴き、対等に物事を議論し、お互いが納得するまで話し合う。それが正しいスタンス。
そして、部下にやらせてばかりじゃなくてちゃんと自分も汗をかく。
部下が仕事をしやすいように汗をかく。
僕は、ハラスメントを考える前に、まずは自分自身がどんなスタンスで部下と向き合っているかを考えたいと思います。
ちゃんと正しくできていれば、ビビることはない。
できていないからビビって遠慮して、部下が育たず、部下からのリスペクトもなく、成果も上がらない組織になり、やがて崩壊していく、、、、
怖っ!
全ては自分次第
部下のために僕らもバージョンアップしなきゃ。
このドラマ、本当に色々と考えさせられました。
多くのリーダーに教育の本質を理解してほしいと願って、昨晩分のblogを締めたいと思います。
さて、今日は今から厚生委員会。
行ってまいります。