ターゲット
こんばんは
ターゲットを明確にしなきゃ成果は上がらない派の、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
今日は、議員のお仕事で過去の事例について役所内を行ったり来たりしておりました。
その過去の事例というのは、「プレミアム商品券」について。
どんな歴史があるのか?どんな仕組みなのか?そもそも目的は何なのか?成果は出たのか?などなど。
「はっぴーサボテン商品券」から始まり、「つかエール」「ささエール」への変遷についても教えていただきました。
そもそもプレミアム商品券というのは、10,000円で12,000円分の金券が買えるというもの。
要はおまけがついてくるという企画。
そのおまけが魅力でたくさんの金券を買ってもらって地域活性化をしようと言うもの。
ただこの企画のターゲットは誰なのか?
と言う点の議論がとても面白かった。
この企画のターゲットは「市民」であり、市民の皆さんが12,000円を使って経済を回すという考え方のチームと、
この企画のターゲットは「小さな店舗の経営者」という視点で、小さなお店を僕らが救わなくちゃいけない。
だから、大手GMSやホームセンターやドラッグストアではこのプレミアム商品券は使えない、対象外にするという考え方もある。
何のために?
この企画を進めるのか??
誰にまず喜んでもらいたいのか?
確かに「市民」にも「事業者」さんの両方が望ましいけど、物理的に両方は難しい。
よって「市民」がターゲットというのがおそらく行政マンの多くの方の意見だと思います。
行政は「市民FIRST」だからと言う思考からだと思います。
でも僕は違うと思いました。
そもそも何のためにこの企画を進めるのか?
コロナで疲弊した小規模事業者、中小企業を助けたい!
そんな思いで考えた企画だと聞きました。
市民がターゲットであるとしたならば、日常的に使うドラッグストアやスーパーマーケット、コンビニなどでもこの商品券は使えるような建て付けをしなくてはいけない。そう、利便性を高くどこでも使えるようにと言う企画。
しかしながら「小規模事業者さん」や「中小企業」さんがターゲットとなれば、ここでしか使えないとしなくてはなりません。
そう、ドラッグストアやスーパー、コンビニは排除の考え方。
市民の方にしたら、使いたい場所で使えないじゃん!って話になる。
でも、目的が市民の方々の生活応援券ではなく、小さな商店さん達へ行ってもらえるようなの消費喚起券であれば、答えは明確。
ターゲットを明確にしなきゃ、いけない。戦い方が変わるから。
戦い方を間違えると、イメージしたゴールへは辿り着けない、、、、
残念すぎる、、、、
だから、ターゲットを明確にすることは勇気もいるけど、とても大切なこと。
やらなきゃいけないこと。
僕はそう思います。
さて、このプレミアム商品券の勉強は明日も続きます!!
しっかり学んで自分なりの結論を出してみよ!!
では!!
ターゲットを明確にした「カット専門店 QLC」
多くのお客様から支持をいただいております