春日井サボテン

こんばんは

長らく”サボテン店長”をやっておりました、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。

まだ市議会議員になる前、春日井市にて公募のあった”サボテンプロデュース事業”にエントリーして2年間、”春日井サボテン”の認知向上に勤めて参りました。

色々なイベントに参加してしっかりと春日井サボテンをPRをするという内容ですが、僕はまず各商品のパッケージのトーン&マナーを合わせることをしました。せっかくイベント出展してもバラバラでは、、、

そんなことで、各事業者さんが、和菓子や洋菓子やきしめんや味噌煮込みうどんやら自由なパッケージで商品化したものを、統一感があり、且つオシャレで購入しやすいデザインとしてリブランディングを提案させていただきました。

 

これらはテスト商品の一例です。
元々のデザインの表現がないのが比較にならず残念ですが、かなり変えちゃいました。

お客様へ訴求するには、訴求イメージがバラバラよりも統一感があった方がインパクトが違うと思ったので、このようにデザインを変えさせていただきました。売上的には満足のいく数が売れて成功に思われましたが、1点落とし穴がありました。

これらの新しいデザインは、僕が考えて勝手にディレクションして作ったもの。

でも、中身の商品は各事業者さんが思いを込めて作ったもの。従来商品は、中身さることながらパッケージにも想いがこもっているわけです。もちろん僕のパッケージも想いは詰まっています。しかしながら、本家本元の思いと比べたら、、、、

「これ、たくさん売れて嬉しいけど、複雑な気持ち。だってこれ私の商品じゃないから」

この言葉はとても大きかったです。
辛いとかそんなんじゃなくて、その通りだったから。

ここで僕は気づきました。

ただデザインをまとめれば良いわけではなく、人の心もまとめ上げなきゃいけないと言うこと。

ここが大きな落とし穴でした。

と言うことは、会社と同じように、強いリーダーシップで組織をまとめ上げ、向かうべき方向を皆にわかるように伝える力、メンバーに寄り添いながらゴールを目指す、そんな人(リーダー)が必要だと思いました。リーダーだけでなく、組織体系自体がまとまる仕組みがなくては難しいと思いました。各事業者、商工会議所、観光コンベンション協会、そして春日井市。枠組みが色々とありすぎるからまとめようにもまとまらない。お互いが譲ってしまうし、これではなかなか腹が括れないから。

生きた組織は、強いです。

でも、いくら個々のパワーが強くても、所詮は個人。
組織として考えたら、バラバラでチームワークが整わない組織ほど弱いものはない。

要は勝てないと言うこと。

今年度の春日井市からのサボテン事業に対する予算が出ました。

大幅に削減された大変残念な予算でした。

先週、担当部署より色々とお話を伺いましたが、「やるけど、お金はかけない方向で」と。

僕は、そもそも「やるのかやらないのか?」ここが肝で一番聞きたいところでした。
「やるのか否か?」これは大きく予算に関わってくると思います。

低投資で大きな成果が一番良いのですが、それはあくまでしっかりとした経営資源である人や仕組みが揃っての事だと思うので、「どうやるんだろう?」と疑問が残りました。

「春日井市はサボテンの街」

観賞用だけじゃなく、”食べるサボテン”もある。

サボテンなだけにやけに尖った個性を持った他市にはない特産品だと思う。

そう、めちゃくちゃ良い資源なんです。

事業者みんなの心をまとめる事、それは損得勘定だけではまとまらない。

みんなで目指すべき未来を同じにしなくては、まとまらない。

損得勘定がベースだと、得する時は集まり、損するときはバラバラという、最弱な組織の典型的なモデルになってしまう。

サボテンを使って街をどうするのか?

春日井市をどんな街にしたいのか?

ここが大事なのではないでしょうか??

僕は、この街に住む誰もが誇れる街にしたい。

そのために”サボテン”を使ってPRできると思っています。

カッコよく、スタイリッシュに。

この熱き想いを持って来月3月16日、17日とお隣の岐阜県にて陶器のイベントにサボテンのPRに参上します!

昨年は土岐市で開催しましたが、今年は可児市。

「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP VOL,3 -KANI-」

と言う名のクラフトイベント。

昨年も大盛況でした!!!

ちょっとオシャレな寄せ植えて意見ができる仕掛けにしました!!

「春日井市×多治見市」みたいな行政が喜ぶような企画も混ぜ込みました!!

お時間のある方はぜひ、春日井市のサボテンを感じていただきたいと思います。

引き続き鈴木は、春日井市が今よりももっとみんなが誇れる街になるようサボテンを一つのツールとして表現し続けていきたいと思います。

では!!

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