働き方改革の捉え方

こんばんは

先日の「不適切にもほどがある!」の投稿に関してめちゃくちゃ反響をいただいております、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。

みんな思うところは一緒なんですかね。

今の世の中の仕事に対する在り方に対する違和感なんでしょうかね。

仕事というテーマに対して、日本人に脈々と流れる文化というか歴史というか、何か譲れないものがあるんでしょうね。

仕事観はそれぞれの会社の経営者によって大きく変わるのかもしれません。

僕らの会社は、創業者が一番に出社し、トイレ掃除をします。

自分の部屋も自分で掃除します。

でも、とある会社は出社もせず、社長は毎日何をしているのかわからない状況だったりします。

松下幸之助さんや、本田宗一郎さんや、稲盛和夫さんのような偉大な経営者と呼ばれる方々はどうだったんでしょう?

朝から晩まで汗を流して現場のメンバーと一緒に働いたと聞きます。

僕もこれが会社のトップのあるべき姿かなと思っています。

僕自身もこういう社長になりたいと思ってこの会社に入り、毎日業務に励みました。

弊社の創業者からは、常に奢ることなく謙虚に現場主義であるべきだと教わってきました。

でも、今の時代は「働き方改革」という旗印の元、古き良き日本の仕事に対する文化が薄れてきているように感じます。

もちろん、長く働くことがいいわけではないです。

でも、成果も出さずに時間から時間で仕事をするというのはどうなんでしょう?

業務の途中でも「時間なんで」って帰っちゃうのってどうなんでしょう?

目的が成果を出すことであるならば、全くミッションコンプリートできてませんから。

できるまでやるべきではないでしょうか?

この場合の論点である本質は、皆が幸せであること。

そもそも幸せとは?

物心共に豊かであることだと僕は定義づけます。

稼がなきゃ。

仕事頑張ってやりがい見つけなきゃ。

それで初めて物心共に豊かだと言えるんじゃないでしょうか。

時間から時間という枠組みありきなら、成果を出すことは二の次ということ。
それはミッションアンコンプリートですよ。

この仕組みでは、僕たちは全然幸せじゃないわけです。

幸せになれないわけです。

成果が出てませんから。

日々、休日のために働く人もいます。

週5日間月曜日から金曜日までイヤイヤ仕事をする。時間から時間で仕事をする。9時から18時。

で、週末はイキイキと自分の趣味に没頭する。

なんだか人生もったいないなぁって感じちゃいます。

だって、1週間は7日間。そのうちの5日間、言うなれば70%以上がイヤイヤな人生なわけです。

HAPPYなのは30%弱。

どう考えても寂しい人生ですよ。

盛り上がらない。

仕事もプライベートもどちらもHAPPYがいいわけですよ。

絶対に。

よって、仕事に対する向き合い方、捉え方をもう一度改める必要があると思います。

「働き方改革」のせいで、業績が下がったのならこの改革は全く意味がないわけです。

そういうトレンドワード先行で仕組みだけ導入しても、そこで働く人たちが本質を理解していなければ、その制度は全く意味を成さない。

意味を成さないならやる意味はない。

これでは残念すぎるわけで。

僕は、毎日稲盛さんの「運命を高める言葉」という本を読みます。

稲盛さんの言葉はスッと僕の中に入ってきます。

おそらくそれは、稲盛さんのスタンスと僕のスタンスが近いからなのかもしれません。

働き方改革、もう一度正しく捉え直した方が僕はいいと思います。

では!!

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