「僕たちは何のために働くのか?」
こんばんは
前職は企画、セールスプロモーション、ブランディングなどを主な仕事としておりました、春日井市議会議員であり、春日井市内を中心に美容室ほか様々な業種業態にて店舗展開をさせていただいている株式会社ブランシェの鈴木貴之です。
今の会社はその時のクライアントでした。
魅力的な会社だったので、外部ブレーンではなく、一緒に会社運営をしていきたいと思ってお世話になることにしました。
入社してからは、社内の販促やブランディング、時には新規事業の立ち上げなどを主な仕事として担当させていただきました。
でも、それももう20年近く前の話。
※2015年入社式にて
会社は生き物だと思う。
それはそこで働くスタッフさんたちが、大きく変化するからです。
新入社員として入社してくれて、経験を積みどんどん成長して幹部になってくれたり、
逆に方向性の違いから退職があったりと、人の動きが大きいから僕は生き物だと思う。
会社の業績を上げるのは、人の成長であると僕は確信しています。
※2015年入社式にて
だから僕はスタッフさん一人一人の成長にパワーをかけてきました。
そんな中、僕がとても大切にしてきた事。
それは方向性の統一です。
例えば、ネイルサロンを立ち上げました。
立ち上げ当時は2名だったのが今では海外にも店舗ができ、60名ほどになりました。
この大勢のスタッフさんたちを束ねるのに、共有言語を作ること、それが方向性の統一というわけです。
どんな共通言語だったかというと、「僕たちが展開するネイルサロンはどんなお店なのか?」ということを決めたというものです。
「最高の技術と最高のおもてなしでお客様へ感動を届けよう」
こんな感じ。
“最高の技術”っていうからには徹底的に技術へのこだわりを追求しました。全国レベルのネイルの大会や展示会などでもグランプリを2連覇で獲得したり、200名に向けてセミナーをしたりと、このタイトルへ向けてみんなで駆け抜けました。
“最高のおもてなし”も、同様にどうあるべきが最高のサービスなのか?というのを決める。
リッツカールトンの接客サービスを新人教育の教科書にしたり、ディズニーランドの接客サービスのセミナーを全員で受けたりと、理想と掲げる接客に近づくようにみんなで取り組んだ。
そして何度も何度もスタッフさん一人一人に伝え続けた。
面談だったり、手紙だったり、blogだったり、あらゆる手法で伝え続けた。
「僕たちは何のために働くのか?」
その結果、多くのお客様から支持していただき、そのいただく対価も業界水準よりもかなり高いレベルでいただくことができました。だからこそ、働きやすい環境や給与などの待遇も可能になった。
僕は技術は教えることはできません。接客も実際自分がすることはありません。
僕がやれるのは、方向性を示すこと。
その示した方向性が正しいとみんなが思ってもらえるようにしっかりと伝えること。
とことんとことん伝え続けること。
ただそれだけ。
でも、とても大事なこと。
結果、スタッフさんは理解してくれた。
よって、お客様へ僕たちが伝えたいメッセージが伝わり、そのメッセージに共感していただいたお客様がどんどんファンになっていただけた。ファンがどんどん増えてお店がパンパンになり、どんどん採用してどんどん店舗を増やした。
僕はこれはブランディングが成した成果だと思う。
僕たちは何者なのか?
これをお客様に正しく伝えることがブランディング。
その前にスタッフさんに正しく伝えることが大切だということ。
※2014年主催したネイルセミナーの一コマ
お客様へ伝えたいメッセージが変わったのなら、ブランディングも変えていかなくてはいけません。
僕がつくってきた”ブランド”はもう20年も経っている。
ここから先のことを考えると大筋は変えませんが、枝葉の部分は変えていかなくちゃいけないと思います。
もっともっとより多くのお客様に喜んでいただけるサービスを展開するために。
そのために、多くのスタッフさんの意識を統一していかなきゃいけないから。
さぁ、仕掛けていきますよ!!!!!!
では!!