大切なこと(やまひこに学ぶ)
お疲れ様です。
スーパーマーケットへ行くとついつい買い過ぎてしまう、優秀な主夫にはなれないブランシェグループの鈴木です。
ついあれもこれも欲しくなる性分でして。
コストコなんて行った日には、欲望が止まらなくなるのでいつも自問自答しながらの修行のような買い物になります。
「それはあなたに本当に必要なのか?」
この問いが、僕の欲望を上手く抑えてくれます。
で、先日の休みに行ったスーパーマーケット。
家からの移動時間は、高速使わず40分。
まぁまぁ遠い。
でも、普通のスーパーなのにめちゃくちゃ人が押し寄せてきてるという話を聞いて行ってみたくなり40分かけて参戦した次第。
このスーパーは、「生鮮館やまひこ 尾張旭店」というスーパー。
生鮮館やまひこというスーパーは何店舗もあるけど、この尾張旭店が凄いという噂で家から15分のところに同じ屋号の店舗があるにもかかわらずわざわざ尾張旭店へ。
何が凄いかって、この店舗はどこのお店よりも惣菜売り場がすごい!らしい。
普通のスーパーは売上の10%あればグッジョブのところ、このやまひこ尾張旭店は、惣菜売り場の売上シェアが30%以上あるらしい。
平日でも100万円、週末なら200万円、僕らが行った昨日も入場制限があるほど。
結果、鈴木家は1万円程のお買い上げ。
そして購入したものの一部はこんな感じ。
これらの他にも「大人のポテトサラダ」「お寿司」「キンパ」「チジミ」「スウィートポテト」などなど購入いたしました。
ヤバイね。このお店。
そもそも今までのスーパーの固定概念なんて全くないからこそ、ここまでの独自化路線に踏み切れたのだと思う。
こんなスムージーやり過ぎでしょ!!!
この企画、一人の女性スタッフさんからのアイデアのようです。
経営企画室とか、広報とか、開発担当とかそんなのじゃなく、惣菜売り場の担当者。
そう、それがカッコいい。
いわゆる現場!!
この担当者の方も素晴らしいけど、この方に任せた店長も凄いなと思います。
どんな事でも、そうですけど「任せる」と「放棄」は大きく違うと僕は思う。
自分がやるのが面倒な事を「お前の成長のためだ!」と言って部下にやらせるのは放棄。
自分に知識がないから「お前に任せた!」というのも放棄。
こういうのは良くないと思う。
「任せる」というのは、適材適所の思考があって初めて成り立つと思う。
そもそも適材なのか否かを判断できるほど、その任せる側のことをよく知っていなきゃダメなわけで。
とは言っても、担当だけに任せっぱなしはダメ。責任者が伴走しなきゃダメ。
ほったらかしではまずいでしょ。
それこそそれが「放棄」。
任せるならばできているかどうか、「確認」しなきゃ。
「どう?調子」って。
このスーパーが凄いのは、本気でお客様のために「美味しいもの」「具材が多いもの」を提供しようとしている事。
それこそが使命であり、お客様が喜んでくれることだからと。
お客様への喜んでいただきたいというこだわりは誰しも持っているもの。
しかしながらどうしても原価率を考えてしまうから、「良いものだけど値段がそこそこするねー」となる。
だって、儲からなかったらやる意味はないし。
このやまひこさんでは、限界まで買っていただきやすい金額にもこだわる。
常にお客様目線で。
そのために生鮮食料品を仕入れているスーパーならではの強みを生かしていたりもする。
果物も、お肉も、お野菜も、お魚も鮮度がいいものを仕入れては惣菜にできますからね。
生鮮品と惣菜の物凄く良い関係ですね。
僕たちのサービス業って「お客様に喜んでいただく事で僕らもHAPPYになれる」という仕事。
お客様の喜びが何よりも最優先にあるという考え方。
こういう当たり前のことをやまひこさんは軸をブラさずやり切っているのが本当に凄いと思う。
簡単そうだけど難しい。
だって、スタッフさんの未来も大切ですから。
お客様だけってわけにもいかないですから。
でも、そのためにもお客様に喜んでいただく事に全力投球しなくてはいけないと思います。
お客様が僕らをHAPPYにしてくださるのだから。
ということで、また行きます。
40分かけて。
やまひこ尾張旭店。
では!!