“やらない”という美学

こんばんは!

夏のビールも好きですが、冬のビールはもっと好きな、雪山で飲むビールの時間が何よりも贅沢だと思うブランシェグループの鈴木です。

雪山のビール、最高です♪

そういえば、年始にコストコへ行ってきました。

僕は、初コストコです。

長野の弟夫婦が「あれがオススメだ!」とか、「ここにきたらこれはマストバイだ!」とか、プロ並の活躍を見せてくれたおかげで、初心者でも良い買い物ができました。

コストコ素人のくせに、調子に乗って彼らの指示を聞かず、僕はこちらを購入。

サッポロクラッシック。

はい。ビールです。

ただ、このビール、ただのビールではございません。

「北海道限定」のビールでございます。

僕ら愛知県民が欲しくても買えません。

ネットで買うにも、プレミア価格というか、まぁいい値段につり上がっているので、ちょっと買うまでに至らないわけです。

そこはコストコ。

安心のお値打ち価格な訳です。

なぜ、限定ビールが定価以下でここにサクッとあったのかは謎ですが、まぁとにかく良い買い物ができてテンションが上がったのはいうまでもありません。

前に北海道へ行った時に、飲んだ生ビール。

初「クラッシック」だったのですが、感動しました。

まぁ、美味いっす。

あまりの美味さにいつもよりも飲みましたね、、、、、

ただ美味いのですが、これが飲めるのは北海道のみ。

名古屋では出してもらえません。

基本、SAPPOROさんは「黒ラベル」ですから。

このクラッシックは「北海道」のみです。むしろ黒ラベルないです。北海道。

まぁとにかく美味いです。このビール。

きっと僕みたいな「クラッシックファン」が全国的に見たら確実に半端ない数がいて激しく多いはず。

でも、流通は全国ではなくあえて北海道のみ。

理由は、サッポロビールの地元である北海道の方々への感謝の気持ちを込めて「北海道限定」としていると。

良い商品だし、全国から要望もあるからドンドン、ガンガン売れば良いじゃん!

めっちゃ売れるだろうし。

って発想もある。

でも、サッポロビールさんはしない。

あえてしない。

それは、

北海道の方々への感謝のために。

カッコよすぎます。サッポロビール。

ファンになりました。

どんなことでもそう。

ただただ、儲かるからGO!では必ず遅かれ早かれ色々なバランスが崩れる時が来る。

もちろんビジネスなんだから儲けなくては意味がない。

でも、間違えちゃいけないのは、なんのための商売をしているかという事。

僕のように、「サッポロビールカッコいいじゃん♪」って人がたくさんいたら、そんな素敵な会社で働いている人たちは、めちゃくちゃHAPPYだと思う。

そもそも、北海道の人たちは「ここでしか飲めない」とか、とんでもない価値だし嬉しいですから、ファンになるわけだし。

サッポロビールさんの企業理念は、「お客様の生活をより楽しくHAPPYにしたい」というものだそう。

お客様がHAPPYになる事で、その会社で働く社員さんもHAPPYになる。

素晴らしいスパイラル。

ビジネスにおいて攻めることは絶対必要。

僕も攻めるの大好きですし。

でも、大切なのは、その攻め方。

ちゃんと周りはHAPPYになれるのか?

この前やってた「下町ロケット」でもそうだった。

ギアゴースト達のダーウィンプロジェクトチームは、この攻め方を間違えた。

そもそも「軸」がブレブレだったし。

一瞬は優位になったし勝ってたけど、これじゃあ最終的には絶対に勝てないし、このチームのメンバーはやり方が汚いから、周りからも後ろ指さされて、結果的にはメンタル的にも不幸になる。

「やらない」という攻め方もある。

ただやらないのではなく、やらないという選択をした理由が大事。

自分自身の信念とズレるから。

会社理念とズレるから。

それならやらないほうがいい。

やっちゃダメ。

儲かるから。

だけでやっちゃダメ。

もっとダメなのは、周りの人がやってるから、業界的に流行ってるから。

これはやめましょう。

絶対に勝てません。

だって軸がないから。

形にすらならないと思いますよ。

やらないという選択。

僕も心に刻みたいと思います。

サッポロクラッシック、あと12本。

12本消化。

大切に飲みたいと思います。

では!!

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