紙ベルトのお話

お疲れ様です!!

最近の休日は、息子の笑太郎さんの「戦いごっこ」に絶賛お付き合い中のブランシェグループの鈴木です。

相手が子供とはいえ、「ごっこ」とはいえ、常に手加減無用の鈴木のスタンス。

ということで、力が入りすぎて泣かせることもしばしば。

ということで、my wifeに叱られることもしばしば。

そんな最近の「戦いごっこ」は仮面ライダーごっこ。

最新の仮面ライダーは「ビルド」。

はい。

こちらの赤と青の仮面ライダーがビルドさん。

昔から変わらない、毎週日曜日の朝のあの時間にやってるんですけど、親が観ても面白い。

変身ベルトや、お話のオチも昔からさほど変わらないけど、ストーリー自体は時代性もあり、「今どき」な感じがしますね。

で、今晩のお話は、「変身ベルト」。

はい。

こちら、今回の仮面ライダービルドの変身ベルト。

手前の「ライト」なのは子供向けの雑誌の付録についていた、いわゆる紙ベースの変身ベルト。

奥のは、世間一般的に子供業界で大流行して大流通している「ちゃんとした」変身ベルト。

この奥のは家族会議の結果、我が家に最近やってきました♪

なので、「ちゃんとしたの」が来るまでは我が家には「紙」がメインで存在し、この「紙」で笑太郎はテンションが上がっていたわけです。

番組内で仮面ライダーが赤いハンドルをくるくる回して変身するんですけど、いかんせん「紙」を腰に巻いてる彼のベルトは回らず、当然の「エアー」対応・・・。

回すと根元から「紙」が引きちぎれてしまうので。

でも、「ちゃんとしたの」はこれでもかというぐらいにぐるぐる回せる!回せるだけじゃなく、光も音も出る!!

ま、比べ物にならないほどの「機能」「性能」の違いがあるわけです。

ただ、「紙」でも彼は十分幸せでした。

紙とゴムバンドでできたそのベルトで十分毎日テンション高かったわけです。

でも、「ちゃんとしたの」がきたら、ハンドルは回るし、ボトルを装着すれば音も鳴るし、ピカピカ光るし、そりゃこっちの方がテンション上がるのは明確です。

彼は、自分のために母ちゃんが一生懸命に作ってくれたのを知ってました。

この回らないし、音も鳴らないし、光らない「紙のベルト」を。

だから彼は「ちゃんとしたの」が来た今も大切にしています。

なんなら、ちゃんとしたのが我が家になければ無いで、彼はそれで良かったのかもしれません。

だから、僕らにとって、機能や性能が高くなければ人から支持されない、人から評価をいただけないというわけでは決して無いと僕は思うのです。

確かに、機能や性能が良ければ、人から選ばれる確率は上がります。

でも、それだけでは無いわけで。

「紙」でも幸せは十分に得られます。

それを「紙」では得られないと決めつけているのは自分自身では無いのかなと思うんです。

どんな事でもそうで、結局は自分が判断をしています。

つい誰かのせいにしてみたり、外的要因をできない理由にしてみたりして責任転化をしがちですが、全ては自分が「ダメ」「嫌」「できない」と決めているだけです。

周りが悪いわけではなくて、全て自分に責任があるんじゃないかなと。

僕はそう思います。

あと、「紙のベルト」は「ちゃんとしたの」に比べたら性能も機能も圧倒的に落ちます。

が、母ちゃんの愛と、僕との戦いごっこと言う「モノ」だけでは無い価値を感じることができたからこそ、彼は今も大切にしてくれているのだと僕は思います。

「紙」と「ちゃんとしたの」。

どちらも彼にとっては宝物。

価値は機能や性能だけではなく、その人にとってベストマッチかどうかで決まる。

このボトルも二つのボトルの相性がベストマッチならパワーが出る!

結局ベストマッチが大切なんですよね。

仮面ライダーのベルトだけじゃなくて、なんでもそうだと僕は思います。

その人にとってのベストマッチこそ、最高で最強なんだなと。

さて、明日は仮面ライダーもやるし、スタッフさんの結婚式もあるし、戦いごっこもあるし、お休みですが、フルスイングで楽しみます♪

では!!

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