「環境」が先か「結果」が先か?
お疲れ様です。
本日よりお正月休みをいただいております、ブランシェグループの鈴木です。
現場の皆さんは明日までですね。
すみません、ひと足お先にいただいちゃって。
でも、ようやくですね。
ちゃんとお休み取れるようになったの。
今までは3日間取れたらいい方でしたから。
今年は5日間いただける。
ありがたい。
ありがたい。
それは当たり前ではなく、自分の代わりに動いてくれるメンバーがいるからこそ、休みというものが取れるわけで。
仲間がいるから休みが取れる。
仕事があるから休みが取れる。
この順番を間違えたら、仕事がなくなるかもしれない。
僕はいつもそんな気持ちで仕事をしてきました。
任せられるメンバーを育てなきゃ。
結果出るまでとことん仕事やりきらなきゃ。
みたいな。
この順番、僕は今もとても大切にしています。
最近はしていないけど、昔、ネイリストさんの面接をやってた時、必ず「条件」から入ってくる人がたくさんいた。
給料はいくらですか?
お休みは何日ですか?
社会保険はありますか?
土日は休めますか?
みたいな。
僕は聞いて欲しいのはそこじゃなくて、僕の考え方や会社の考え方に共感してくれる仲間が欲しかったから、そこを聞いてほしかった。
いくら技術ができたとしても、考え方が同じベクトルにならない人には強気に「不採用」と伝えた。
“グラチャン”って人も、僕には同じ。
考え方や、価値観が同じでない人は不採用。いくら”グラチャン”って人でもしれは同じ。
それでいいって思ってます。
ただ、労働環境を整えることはとても大切なこと。
思いだけでは「逃げ恥」的に言えば「やる気の搾取」です。
そうでなくては頑張れるものの頑張れないから。
会社として当たり前のことは当たり前にしなくてはいけない。
でも見方を変えれば、これは戦うスピリットを持った人たちが減って行くのではないかという危機感も覚える。
いわゆる「緩くなるんじゃないか問題」。
制度を整えることと、甘やかすことは全く違う軸。
でもなんとなく近くに感じることもある。
制度をしっかりとしても、僕は絶対に甘くとか、緩くとかはならないと思う。
何故ならば緩くなるのか否かは「意識」の問題だから。
そのチームを率いるリーダーの意識。
そのチームに属する全てのメンバーの意識に緊張感がしっかりとあるかどうかという問題だから。
それと制度がどうのこうのは全く違う軸の話。
もしそれで緩くなるのであれば、それはリーダーや幹部の問題。
それは結果を出すことに対して、”戦うスピリット”をリーダーが持っていないって事。
もはや長く、たくさん働くことが美徳という時代ではない。
いかに短く、効率的に結果を出すかという時代。
だから結果に対してのシビアさは、より昔よりも厳しくなっている。
これは僕の肌感覚。
営業時間を短くしようが、休みを多くしようがそんなことは関係ない。
その条件で結果を出せばいいだけのこと。
それで結果が出せないと言い訳するのはダサい。
頭を使い、情報を使い、仲間を使い、いかにこの短い時間の中で結果を出すかって考えてやりきればいいこと。
ただそれだけ。
できないと言いながら、過去のやり方に固執しているうちは結果は出たとしても短命。
何故ならばその組織は人が安定せず、機能しなくなるから。
だって、アンフェアなことをしているのだから。
いずれ人は「やる気の搾取」に気がつき、どんどん去って行く。
まとめると、まずは結果を出すことが一番。
何故ならばそれがスタッフさんを幸せにする方法だから。
結果が出てないのにみんなを幸せにすることなんてできない。
その意識をリーダーは絶対に忘れちゃいけない。
その後により手厚く労働環境や、条件を変えて行くべきだと思う。
今日、息子に自転車を教えながら、そんな事をふと思いました。
まず乗れるようにする事が優先。
最低限の優しい言葉はかけるものの、それまでは途中で投げ出しそうになっても厳しく頑張らせる方向へ彼を導く。
乗れなきゃ彼がかわいそうだから。
それこそが親の務め。
じゃない♪
さて、明日で2016年も終わりますね。
しっかりと振り返って2017年を迎えたいと思います。
では!!