たかがトミカ・されどトミカ

Merry X’mas!!

サンタさんの存在をいくつまで信じていたか問題については、かなり大きくなるまで信じていた派のブランシェグループの鈴木です。

ロマンティスト且つ、信じ深いもので。

親の言うことはよく聞く子でしたし。

ま、そんなことさておき、昨日のお休みは“トミカ博”へ行ってまいりました。

トミカ=ミニカー

これは皆さんの周知の事実。

たかがミニカー。

されどミニカー。

そのミニカーが名古屋でも指折りの大きなイベント会場で大々的にイベントを開催していると言う。

車好きな3歳児はその情報をどこで嗅ぎつけてきたか、そのまま指をくわえてほっておくわけがない。

と言うことで、ロマンティストの僕の意思とは裏腹に、クリスマスイブに、いざトミカ博へ。

行った人たちからの事前情報にて、ある程度は予想はしていましたが、なかなか良い感じの人混みではないですか。

たかがミニカー、されどミニカーだと改めてここでも強く思うオヤジ鈴木。

ムスコ鈴木は、そんな悠長なことを言いながらウンウンと首を縦に振るオヤジをよそ目に、自由自在に会場を走る回る。

はい、危うく迷子の誕生です。

そんな彼がこのイベントでやりたい事が二つあると、我々親御さんチームは事前にプレゼンを受けていました。

それはなかなか熱のこもった素晴らしいプレゼンでしたので、家族会議で許可することに。

彼の二つのやりたいこととは、

・トミカ釣り

・トミカ組立工場

この二つ。

それぞれやるには、チケットがいるわけです。

入場料とは別途必要なアレです。

1チケット100円くらいのレートでそれぞれ、トミカ釣りは5枚(500円)、組立工場は6枚(600円)必要なわけです。

そんなルール。

AMAZON プライムなら300円で買えるトミカ。

でも、計算するとこのそれぞれ二つのイベントで貰えるトミカは、500円とか、600円とかするわけで。

しかもめちゃくちゃ行列ができてて、並んでお願いしてやらせていただく感じ。

買ってあげるではなく、買わせてください状態。

普通で考えれば、300円の安いほうがよく売れると思う。

倍の金額の600円のトミカが物凄く性能が高いものかといえばそうでもない。

例えばこんな感じ。

この華奢なスタイルの子はトミカ釣りでGETしたトミカさん。

高級感はこの華奢なBODYからは全くと行って良いほど見受けられない。

こちらのオシャレなバスさんは、組立工場でいただいたトミカさん。

いわゆる600円コースの彼です。

ね、どちらも特別に豪華でもないわけで。

豪華といえば、こちらのミッキーさん達の方が豪華なわけだし。

でも、このミッキーさん達より、レトロなバスや、華奢なクレーン車の方が価格は高い。

どうしてこのバスや、華奢なクレーン車が飛ぶように売れるのか?????

答えは、「体験型」だということ。

トミカを釣る。

その自分が一生懸命に釣った中から一つもらえるというイベント、アクションが加わることでそこに楽しむという価値が生まれる。だからこそ、倍の値段がついていても、並んでまでも、やりたいし欲しいということになるのです。

組立工場もそう。

自分で好きなパーツを選んで”自分のオリジナルトミカを作る”っていうのが、嬉しいわけで。

モノが欲しい。

それだけではなく、そこに”楽しむ♪”という行為が加わって初めて人は購買活動へと繋がる。

そのモノ自体の価格ではなく、楽しむためにいくら費やすのかという勝負。

もちろんそこには、モノも含まれるわけで。

これからの時代は、モノの価値だけでは売れる時代ではない。

そこに嬉しいとか、楽しいとか、凄いとかと行った記憶に残る”体験”という付加価値が付けば、差別化だ、差別化だって言われる今の時代で、勝ち残れるのだろうなってトミカ博に行って感じました。

はい。

たかがトミカ。

されどトミカ。

深い学びをありがとうございました!!

では!!

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