優等生

お疲れ様です。

最近は、自我が目覚めてきて、激しくやんちゃクチャな息子に

「良い子にしてないと笑太郎にはサンタさん来ないからな!!」

と言ういかにもベタで安易な、また脅迫とも言える発言を繰り返し、何とかコントロールしております、ブランシェグループの鈴木です。

はい、この脅しももう今晩まで。

期間限定の必殺技でございます。

スーパーマリオ的には、”スター”をGETしたかのようなこの反則的な彼に対しての僕の強さも間もなく終わる。でも、こう言う”脅し”や、”モノ”で人を教育したり、こっちに向かせたりするのは実はあまり好きではない。

それは、その関係性は長くは続かないし、そもそも何だかアンフェアだから。

ということで、クリスマスイブの今晩は教育と優等生の話。

学校であれば優等生。

この称号は僕自身は一度も経験することなく学生時代を終わった。

一度で良いからそう呼ばれたかったものです。

それは社会人になれば、”優等生”と同じような言葉で”エリート”とか、”エース”とか”トップ”とかそんな呼び名も追加される。

こちらは一応、”社長”という職に現在就いていることもあり、自分で言うのも何ですが、多少かすっているような気もする。

ただ、そもそも何を持って”優等生”と言うのでしょうか?

“エリート”の定義とはそもそも何なんでしょう??

ポジティブな意味とも取れるし、案外ネガティブな意味とも取れる。

ネガティブというのは、面白味がないとか、固いとか、真面目すぎるとか。

何なんでしょうね?

“優等生”って。

僕はこう思います。

勉強ができるか否かと言うことよりも、誰も見ていないところでも、いつもニコ・キビ・ハキで、自分以外の人に対しての深い思いやりがある人。

優等生とか、エリートっていうのは、他の模範である人のことだと思うから。

勉強だけできてもね。意味ないよ。

その勉強を活かせなくてはそもそも学ぶ意味がないと思うし。

だからこそ、僕は人間性が大事だと思う。

人としてという部分が。

そうでなくては、いくら勉強ができても周りから認められません。

僕らの仕事でもそうかもしれません。

美容師さんや、ネイリストさんの仕事でも、勉強を”技術”や、”検定”に置き換えて考えて考えてみると同じ事が言えると思う。

僕らの仕事は”サービス業”。

お客様に喜んでいただくことが仕事。

その上で必要なことは技術。

でもそれだけではいけない。

技術のスペシャリストが決して優等生ではないので。

多くのお客様、そして多くの仲間たちから支持されて、はじめて僕は”優等生”と呼ばれるのだと思う。

技術力が高いか否かと言うことよりも、誰も見ていないところでも、いつもニコ・キビ・ハキで、自分以外の人に対しての深い思いやりがある人。

僕はこういう人が素晴らしいと評価したい。

“優等生”だと。

何のための勉強なのか?

何のための技術力なのか?

何のための検定なのか?

何のためのライセンスなのか?

全てはお客様に喜んでいただくため。

答えはシンプル。

喜んでいただくお客様の数が増えること、そんなお客様を喜ばすことができるスタッフさんがどんどん増えていくことこそが、良い組織づくり、良い会社づくりの原点だと僕は思います。

さて、彼の枕元に、プレゼントの準備しなきゃね。

Merry X’mas♪

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