エンターテイメントのチカラ
お疲れ様です。
金、土と連休をいただき、今年もトーマスに会いに行ってきました、半端ないトーマスマニアの息子を持つブランシェグループの鈴木です。
図鑑に載ってる激しくマイナーなキャラとか知ってますし。
録画したトーマスのテレビもインデックスでどんな話か覚えてるし。
彼、半端ないっす。
そういえば、ちょうど1年前にも行ってきました♪
その時の記事がこちら。
で、今年のトーマス。
相変わらず、インパクトありました!!
このリアルさが、大人でもテンションが上がる理由の一つなんでしょうね。
激しいトーマスマニアではあるけれど、激しくビビリな息子さんは、感動のあまり激しく固まってましたけど・・・♪
そう、この大井川鐵道でのトーマスコラボでの成功例について今晩は少々お話を。
お客様に喜んでいただくためのエンターテイメントこそが最強だ
僕はそう思うわけです。
大井川鐵道の所有する電車は、決して速度が速かったり、乗り心地がリラックスできたり、ラグジュアリーだったりするものではありません。
大変失礼ですが、マシンスペックとしては、さほど高くないと表現されるのではないでしょうか?
でも、昨日もめちゃくちゃ多くのお客様に支持されていました。
そもそも電車の役割とはなんでしょうかね?
人をできるだけ早く運ぶことだけでしょうか?
なんだか違う気がしませんか?
トーマス号、決して新幹線よりスピード早くないと思うし。
そのトーマスの客車はボロボロだけど、ずいぶん前にweb予約で満席。
負け組の鈴木家は残念ながら乗れませんでしたが、勝ち組の永冶家は乗車を楽しんだ様子。
うらやましい限りですよ。ホントに。
このトーマス号の乗車は、ものすごい倍率なんです。
言い方悪いですが、ボロボロなのにね。
でも、即満席。
電車は人を運ぶもの。
駅はその電車に乗るための場所。
この表現は間違ってはいません。
でも、電車や駅の価値はそれだけではないんだとトーマスは表現してくれました。
駅には電車に乗らない人たちで溢れ、お祭りのような騒ぎになっている。
電車に乗らないのに、駅に人がたくさんいるわけです。
その電車は、トーマスやジェームスが先頭を走ることで、客車は満席。
トーマスや、ジェームスが駅に着けば、
「トーマスに乗った!!」「ジェームスに乗った!!」
って嬉しそうに叫びながら降りてくる子供達。
永冶家のような勝ち組家族の喜びの声な訳です!!
昨日、あの場所にいた人たちはみんなHappyでした。
それは、大井川鐵道さんが、その鉄道会社としての役割を「人を運ぶこと」や「電車に乗るための場所」とせず、「お客様に喜んでもらう場所や乗り物」として下さったことで得られた感動でした。
価値ってなんでしょうね?
早いスピードが出るとか、乗り心地が良いとかそういうことだけじゃないんです。
僕ら人でもそうです。
良い大学を出てるからとか、ライセンスをたくさん持っているからとか、親が金持ちとか、そんなことだけじゃなくて、もっと大切なことがあるんです。
僕らの仕事はサービス業。
お客様にいかに喜んでいただけたか?
ここが全ての価値だと僕は思う。
お客様が喜んでくれることを僕らはどんどん仕掛ける。
そこに変な固定概念はいらない。
とにかく、お客様が喜んでくださることだけを考えて行動するのみ。
そう、エンターテイメントこそが僕らの仕事の真髄。
そこに全ての矢印を向けて取り組めたら、最高のエンターテイメント力を持ったスタッフがたくさん育ち、さらにはお客様がいつも笑顔な素敵なお店になるんじゃないかなと思う。
エンターテイメントのチカラ。
大切だとより強く感じました。
ただ、心配なのは、大井川鐵道のこのトーマスの企画は3年の契約で今年がその3年目。
来年はあるのかどうかは現段階ではまだ不明・・・。
でも、これだけの人をHappyにしてくれる企画なんだから、絶対に継続させて欲しい!!
それだけを切に願います。
ビビリのトーマスマニアの息子とともに。
多くの人に喜ばれることで、自分の存在価値が高まること。
今年も深く学ばせていただきました。
来年も会いに行きます。
パワーアップした大井川鐵道さんに♪
では!!