齊藤さんだぞ!
お疲れ様です♪
世の中に「鈴木さん」が多すぎて、同じ美容業界に生きる鈴木さん同士は下の名前で呼び合うことが多々ある「貴之さん」と”TEAM 鈴木”からはそう呼ばれるb-firstの鈴木です。
優一さん、稔さん、浩一朗さん、淳史さん、豊さん、雄大さん、亮さん、俊さん・・・。
みたいな。
多すぎです。
鈴木氏。
流行りすぎです。
鈴木氏。
でも、齊藤さんも僕の周りでは多くて時々困る。
左側のいつも千葉さんを探して、ディスっている斉藤さんもその一人。
いやもとい、TVにも出演して、本も出版して、今や業界外でも大活躍のツタンカーメン好きの斉藤恵一さん。
あ、こちらの方は、先日、名古屋から高知へ二人旅を決行した方。
「齊藤さんだぞ!」
って僕がやって欲しいだけで、名前は齊藤ではなかったようにも思える。
うん確か違う。
メルヘンちっくな名前だったような・・・。
ま、そんなことはさておき、今晩は先回前振りをした「齊藤さん」のお話。
ちょうど一週間前の月曜日、僕らは名古屋のポートメッセという大きなイベント会場を貸し切ってのイベントでした。
“DUALISM”
と言う今までにない全く新しいネイルショー&鈴木貴之氏は美容室の経営者様向けセミナー。
“DUALISM”は、CAPLUS NAILとManiclosetの初のコラボステージ。
振り返ってみると、本番はともかく、準備段階で、関わるスタッフみんながお互いに協力して、結果各自が大きな成長のきっかけをつかめたイベントだったんじゃないかなと思います。
そんな裏方の話。
この“コップのフチ子さん”みたいな方、映像制作の仕事で今回このチームの一員として加わっておりました。名を“齊藤”と言います。以後お見知り置きを。
普通の人なら、依頼された通りにショーで使う映像を制作し、納品したらそこで仕事は終わり。
しかし、彼は違う。
歌う!!!!
いやいや、違います!!
歌わないです。歌わない。
勝手に空間を見つけて軽快なサイドステップを刻みます♪
いやいや、それも違う!!!
彼は、朝7時半からのリハーサルにも立会い、豊富なイベント経験から、経験の少ないメンバーを鼓舞し、フォローしてくれたのです。
彼の行動は普通じゃないです。
朝7時半開始ですから。
しかも、これは“自分の仕事”ではないわけです。
依頼されていないので。
「自分は関係ないです」
と言っても誰も文句を言わない状況な訳です。
それを彼は笑顔で引き受ける。
こういう行動が自然にできるスタッフが仲間であることが僕の誇りです。
物事を全て損か得かでしか判断できないのは、寂しい価値基準。
いい仕事をするためには、お互いがお互いの仕事をカバーし合えるくらい、お互いのことを思いやれていなきゃダメだと思う。
僕はよく言います。
おせっかいなぐらいが丁度良いって。
今回のように齊藤さんがオーバーラップしてくれて、お互いの仕事が重なると、そこにはなんとも言えない優しく、あたたかい空気が流れる。
その空気のおかげで、僕らは頑張れたりするものです。
140%くらいの力を出す事ができるのです!!
「あれは僕の仕事じゃないから」
この言葉は、場の空気を冷めたものにする。
それは確かに正論かもしれない。
でも、仕事の目的は
自分自身の成長を喜びに変えて成果を出す事。
僕はそう思っている。
ならば、冷たい空気でいいのかって話。
そうではなく、温かく優しい空気が僕はいい。
そのためには、思いやり。
絶対にこれ。
これしかない。
この齊藤さんの思いやりのおかげで、ショーは無事終わった。
今回ステージに上がったメンバー全員から彼にお礼の言葉が次々と述べられた。
「あなたがいなかったらこのステージは成功しなかった」
と。
そんな言葉をみんなからもらい、彼は終始、ステージの端の方で正座しながら照れ臭そうに笑っていた。
思いっきり笑っとるやないかい!!
やはり、僕は人から感謝される生き方がいいね。
ただ、これはもちろん仕事。
対価はいただく。
問題はそれ以上の仕事をしているかどうかということ??
提供するサービス以上に心のこもった思いやりのある行動が取れているか否かが大切なポイント。
伝わるから。
相手に。
齊藤さん。
ありがとね。
あんた最高だよ!!
ということで、鈴木貴之氏のセミナーも無事“SOLD UOT”で終われて良かったです♪
ということで、今晩はこの辺りで。
では♪